~中国の家庭の味“家常菜”を作りました!~
2月25日、千代田区内の施設にて、第4回友の会カフェが開催されました。今回は、『侯お姉さんによる中国家庭料理』という名の通り、会員の皆様と中国の“家常菜(家庭料理)”を作り、食べながら交流を深めていくことをテーマとしました。
センター職員の中でも料理自慢で聞こえた侯春梅“老師”の指導の下、この日集まった友の会会員とセンター職員有志らが共に、餡餅(シャンピン)・炸酱面(ジャージャー面)という中国北方の代表的家庭料理作りに挑みました。
5〜6人ずつの班に分かれた参加者は、まず餡餅作りに取り掛かりました。下準備されていた生地に具を包むという一見簡単そうな作業でしたが、適切な分量を包むのが案外に難しかったり、最後に生地を捻って閉じるのが上手く出来なかったりと、なかなか綺麗に仕上がりません。包んだ後は油で焼くのですが、ややもすると焼き過ぎてしまい、侯講師が慌てて駆けつける場面も。
炸酱面は、麺こそ市販の乾麺を使用しましたが、麺にかける肉みそ餡は、侯講師が作った本場の味です。茹で上げた麺を御碗に盛り、強火で一気に仕上げた出来立ての肉みそ餡を掛けて、今回のメニューが完成です。班ごとに着席し、みんなでこの日の成果を味わうことにしました。
それぞれ包んだ人の個性がにじみ出た形を見て笑い合いながら頬張った餡餅は、卵と韮を主としたシンプルな具でしたが、豊かな味わいでとても美味しく、隠し味がしらす干しということに驚きながら二個三個と消えて行きました。
わんこそばの様に御碗に盛った炸酱面もまた美味しく、その美味しさが特別な調味料や方法によるものではなく、ひき肉を丹念に炒めてにじみ出てきた脂だというとてもシンプルな理由に、また驚きながら、お昼ご飯を食べた後だというのに、皆旺盛な食欲で、餡餅とともにたいらげました。
食事をする傍ら、一人ずつ自己紹介をしましたが、懐かしい顔、これまで名前だけ知っていたが初めて会う顔、新しい顔は、料理の美味しさとともに参加者みんなの胸に残ったことと思います。
最後に参加者から寄せられたアンケート結果にもあるように、これからも友の会会員の皆様と有意義な交流が出来るように、会員の皆様と知恵を出し合っていきたいと考えております。