日中技能者交流センター、JCSEC

日中技能者交流センター
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2022年度日本語能力試験
当財団にも続々と合格の報告が

合格者の皆さんおめでとうございます。
そして、関係者各位のご尽力に感謝いたします

 技能実習生の皆さんが初めて日本の地に降り立った時の写真を国内研修所が送ってくださいます。期待と緊張、不安な面持ちの中、でも明るい表情でそこにいます。これからの数年間、彼らは一生の中の大変貴重な時間を日本で経験していくことになります。言葉の壁、考え方の相違に悩みながら、自分の夢の実現のために、あるいは日本という新天地で自分の新しい可能性を追求するために、日本語を学び、日本の技術を習得して自分の未来を開いていきます。彼らはダイヤモンドの原石です。才能や可能性はこれからもっともっと磨かれていくでしょう。彼らにとっては実習場所、監理団体、国内研修所のスタッフからは、みずからを磨く際に心強いサポートをいただけるでしょう。
 ダイヤモンドを磨くのはダイヤモンドだけといいます。実習生の皆さんの未来がキラキラと輝くものとなるように、私たち監理団体も不断の努力を重ねていきたいと思います。
 これからも技能実習制度の主旨に即して、技能実習生の日本語能力向上のためにご支援を賜りますようにお願い申し上げます。
 2022年度日本語能力試験(主催:公益財団法人日本国際教育支援協会、独立行政法人国際交流基金)の当財団の合格者の内訳は次の通りです。

(受験日:2022年7月3日)
 合格等級:N1…1名
      N2…5名
      N3…19名
 国  籍:ベトナム25名

(受験日:2022年12月4日)
 合格等級:N1…0名
      N2…0名
      N3…1名
 国  籍:ベトナム1名


入国時、期待と緊張、不安な面持ちの中、でも明るい表情で
入国時、期待と緊張、不安な面持ちの中、でも明るい表情で



技能実習情報掲示板

2023年4月1日から月60時間を超える時間外労働の
割増賃金率が引き上げられます

改正のポイント 中小企業の月60時間超の時間外労働に対する割増50%になります。

 


深夜・休日労働の取扱い

 月60時間を超える法定時間外労働に対しては、使用者は50%以上の率で計算した割増賃金を支払わなければなりません。


深夜労働との関係
月60時間を超える時間外労働を深夜(22:00〜5:00)の時間帯に行わせる場合、深夜割増賃金率25%+時間外割増賃金率50%=75%となります。

休日労働との関係
月60時間の時間外労働時間の算定には、法定休日に行った労働時間は含まれませんが、それ以外の休日に行った労働時間は含まれます。
(※)法定休日労働の割増賃金率は、35%です

【出典:厚生労働省パンフレットより】

詳細はこちらから



JITCO日本語作文コンクール



一ツ橋

 「技能実習制度及び特定技能制度の在り方に関する有識者会議(有識者会議)」の第1回会議が昨年12月14日に開催された。同会議に資料として提出された今後の開催スケジュール案によれば、今年の春ごろを目途に中間報告の提出、秋ごろに最終報告書の提出となっている。その後、関係省庁の協議を想定している。私たちにとっては、制度の見直しは組織の在り方に直接関わるものであり、最大限の関心をもって会議の動向をフォローしている。
 技能実習は、マスコミをはじめ様々な場面で、労働基準法違反や強制労働、人権侵害などの温床として喧伝されることが多い。しかし、実習の現場を先入観にとらわれずに注意深く見てもらえば、必ずしも負の側面だけではなしに、実習生と実習実施者がパートナーとして協働し、さらには異文化間の交流と相互理解を促進している現実を見ることが出来る。要は、技能実習イコール悪と一括りにするのではなく、悪い側面を排除し、良い側面を拡大することによって世に言われている理念と実態の乖離を無くす努力が必要であるし、そうしなければ技能実習の将来は危うい。日ごろ感じていることではあるが、有識者会議の議論が始まって一層思うことは、技能実習を通じて人材育成に関わる関係者や団体が、コンプライアンスを遵守しつつ、実習生を含めてお互いをパートナーとして尊重することの大切さである。

(Atomu)



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