6月6日に第26回理事会
6月29日に第18回評議員会、第27回理事会を開催
新たなチャレンジのための新たな体制がスタート
今回の理事会・評議員会では、第1に、当財団の2017年度事業報告と決算報告、監査報告について、審議を経て報告の通り承認されました。第2に、理事長の交代をはじめ当財団の業務執行を担う役員の新体制が決定されました。
2007年に副理事長、2008年からは3代目理事長として、10年に渡り当財団を率いてきた人見一夫さんが勇退し、新たに泉雄一郎さんが理事長に就任しました。泉さんは61歳、永く教職員運動をてがけてこられ、2017年には日本教職員組合中央執行委員長、2018年からは教職員共済生活協同組合理事長を歴任され、6月29日に開催された、評議員会、理事会の決議を経て、当財団の第4代理事長に就任したものです。
人見一夫さんには、引き続き顧問として、当財団の事業を応援していただきます。
今回、評議員は2名の交代、理事・監事については全員が改選となりました。
(理事・評議員・監事の選任・交代名簿を参照ください)
東京本部の役員名簿
理事長 泉 雄一郎
副理事長 新井 力
専務理事 鮎澤 和之
常務理事/事務局長 中小路 寛
常務理事 山口 茂記
永井 秀治
理 事 大塚 敏夫
黒沢 一夫
第26回理事会
次のステージに向けた転換点と転換期を迎えて
私たちは、中国国家外国専家局との関係の激変や技能実習新法への対応など、状況的には困難な中にありながらも、2018年以降の新たな時代に繋がるステージに向けてこの過渡期を成功裏に越えて行かなければなりません。
技能実習の事業であれ、日本語教育の事業であれ、新規事業であれ、当財団が掲げる人材育成理念の実現に向けてチャレンジを続けます。
(2017年度事業報告から抜粋)
2018年度日本語教師研修会を開催しました
9名の教師候補者が参加
4月18日、19日の両日、当財団会議室にて中国に派遣される日本語教師の研修会が開催されました。
今年は、選考を経た9名の方に参加いただきました。研修会では、「外国人に日本語を教えるということ」をメインテーマとして、日本人教師として外国で教える心構え、赴任に向けての必要な情報や知識を身につけていただきました。
国際日本語普及協会の戸田佐和講師には、メインテーマを題材に、日本語教師の現状から心得まで講義いただき、柴野講師には「日本語を楽しむ」として、いろいろな話題を提供いただき意見交換をしました。
先輩教師である小野通さん(2017年7月まで福建師範大学協和学院赴任)には、実際の赴任中の実体験や赴任生活のコツを等身大でお話しいただき、参加者全員、研修会を無事修了しました。
参加者の皆様、2日間お疲れ様でした。皆さんの今後のご活躍に期待します。
研修を終えて
一ツ橋
6月12日、歴史的な米朝首脳会談が実現した。第2次世界大戦が終結して以来の会談ということで世界中が注目した。
戦争状態を終わらせ北朝鮮が核兵器を放棄するという道筋がついた。日朝関係はどうか。
日本が朝鮮半島を併合、終戦以降、北朝鮮と国交はない。日朝間には拉致問題が横たわっている。安倍首相は圧力、制裁を強調してきたがここにきて日朝の話し合いの必要性を口にしている。外交は話し合いだ。話し合いもせずに拉致問題が解決する訳がない。話し合いを通じて信頼を築き上げていくしかない。東アジアの平和構築の機会が訪れている。このチャンスが生かせるか安倍首相の姿勢にかかっている。
人見 一夫