当センターは、設立以来、中国職工対外交流中心(中華全国総工会)と、国際交流服務中心(中国人力資源和社会保障部)の2機関と協力しながら、中国より外国人技能実習生を受け入れてきましたが、97年から2000年にかけて、ベトナムとバングラディシュからの受け入れを行った経験があります。
近年、当センターから技能実習生を受け入れている企業より、「ベトナム国からの実習生を受け入れたい」との要請が数多く寄せられるようになりました。
当センターでは、受け入れ企業からの要請にどう応えるか検討を重ねた結果、ベトナム国からの実習生受け入れを再開すべく、ベトナム国在日大使館、ベトナム国労働派遣局、ベトナム国の実習生派遣機関と協議を始めました。
6月30日~7月8日には、ベトナム国現地の状況を視察するため、中小路常務理事と大谷総合技能交流部部長によ
る調査団を派遣しました。
ハノイ市においてベトナム国労働派遣局副局長、ベトナム国労働派遣団体協議会副会長、在ベトナム日本大使館を訪問し、あわせて実習生派遣機関との協議、実習生研修所の見学を行ってきました。
続いて南部のホーチミン市に移動し、ホーチミン市労働局局長との面談、実習生派遣機関との協議と研修所の見学、工場等の状況確認を行いました。
今後、2014年度からの再開を視野に、より具体的に準備を進めていきます。